大臣の戯言

過激派ショタ勝利担兼けんしょり厨

アイドル永遠論

先日、「アイドルは永遠ではない」ということを改めて実感させられました。
名前は伏せますが彼なりに考えてそういう結果になったんだろうなと思いますが彼と聡くんを比べるのは違うと思います。お門違いです。彼にも聡くんにも、そのファンの方にも失礼極まりないです。

まぁそんなことは置いといて【アイドル永遠論】についてなんですが、ある方のブログを拝見させていただいたときとても印象に残った文章があったので1部抜粋してご紹介します。↓

どんなに夢を押し付けても希望を塗り重ねても、アイドルは私と同じ普通の生身の人間でした。だから彼らに過剰な期待を抱くのも、装飾に塗れた夢を見るのも、好き勝手考察して消費するのも、なんだかすごく最低で身勝手な行為なのかもしれない

 

”普通"という生皮を剥いで、他人の夢という重い鉛を背負って、刺すような明るい照明の下で全てを曝け出し、永遠のように儚く輝くアイドルという存在は誰よりも特別なただの人間だったんだと思い知らされた。アイドルとは神でも偶像でも虚像でもなく、ただの人間が生傷を作りながら見せてくれる夢のような現実なのだ

永遠を謳ってくれる(歌ってくれる)アイドルなんてごまんと居ます。その声を聞く度とても儚いなと思います。永遠なんて、約束された未来なんて、保証された人生なんてないんです。そんないばらの道を歩く彼らが『永遠』『ずっと』『絶対』なんて言葉を口にする度私の目から涙が溢れます。彼らは何の気なしに発しているかもしれませんが私には痛いほど刺さってしまう。
アイドルだって年をとるしいつかは死ぬ。私も。だけど、永遠じゃないからこそ今しかない輝きを見ていたくなるんだろうし、永遠じゃないから美しいんでしょうね。
その輝きに惹かれて好きになるのに、いつかはその輝きを失ってしまう。でも永遠に続くものなんてきっといつしかその輝きに慣れてしまって見向きもしなくなるんでしょう。

 

私はそうは思いませんが。
だって輝いている彼らをずっと見ていたい。
終わりなんて来てほしくない。
『永遠じゃないから美しい』なんて綺麗事です。

でも、もがきながら足掻きながらも永遠じゃない偽りの、口約束の永遠をSTAGE上で歌ってみせる彼らの輝きを「美しい」「貴い」と思うことはありますが。

 

私がSexy Zoneに対しこのような思いを抱くようになったのはデビュー曲のカップリング『I see the light 〜僕達のステージ〜』を聴いた時からです。まだ幼さが残る少年たちに永遠という宿命を授けたかのようなこの一曲。永遠なんてない、煌めきがずっと続く訳ないと幼いながらにも彼らは分かっているはずです。でも真っ直ぐ前を見つめ、純白の衣装を纏い、受け止めきれないほどの煌めきが溢れている彼らの歌声にはもはや暴力的な美しさを感じます。なんて清いんだろう。綺麗なんだろう。尊いんだろう。儚いんだろう。まだ右も左も分からない彼らが私たちに届けてくれるんです。たくさんの幸せを。

今の彼らも充分好きですが、何故私はここまで過去に囚われているのか考えてみたんですけど

ジャニーズの王道を突き進む彼らが眩いほどに輝いていて、一種の憧れを抱いていたんだと思います。

 

私の眼に映る 世界でたった一つ輝く誇りだから

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